20億。
これは何の数字か、当ててみてください。
(まだ下にスクロールしないでね)
ヒントは、金額ではない。
リサイクルに関するデータでもない。
実は、これはなんと、今世界中で毎日使われているストローの本数。
おおよその数字です。
最近までは皆さん「ストロー」のことなんて普段考えることはない、と言っても過言ではないでしょう。
ペットボトルやレジ袋、他のプラスチックゴミと比べたら割合も確かに少ない。
海洋汚染の中でも、ストローは毎年海に流れるプラスチックゴミの重さ(約8億トン)の0.0025%しか占めない。
それでも約200,000トンというとんでもない数字になります。
これを全部自然に戻せたら素敵じゃないか、という発想も極めて「自然」だと思います。
ストローは元々英語の Straw(麦わら)が語源。
ストローを当たり前に植物に戻す。
しかも麦わらより優れたものに。
人によって消費習慣を見直すきっかけになれれば、それもそれで素敵なことだと思います。
「ストローなんて要らない」
「口で飲めばいい」
それはごもっとも。
ただ毎日20億本ものストローが使われているという現状を思うと、グローバル的な解決策が必要。
そこで「セジー」。
唇の次に自然な〇〇。
水に強い菅笠に使われている菅(すげ)の一種。
草冠(くさかんむり)に、器官の「官」。
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